2009年　６月　２日

急 ぐ な 合 併・守 ろ う 安 土 み ん な の 会 通 信 　Ｎｏ．２４

選管は公正な立場で審査せよ！！

署名に圧力をかける選管の行動に抗議を！

　朝日新聞（５月３１日付）の一面で町選管の暴挙が報道されて以来、会事務所には報道機関や関心を持つ人たちから全国規模で反響が寄せられています。安土の歴史に汚点を残す、このような事態は、津村町長が役場職員に「審査を厳しくやれ」と号令をかけたことが出発点です。これ自体、選管の公正中立性を侵す行為で、文字通りの暴挙です。
なりふり構わず選管にまで介入する町長の言動の背景には、リコール署名を受けて立てない自信のなさがあります。

　「合併問題でリコール確実な町長が、合併をゴリ押しするのは道理がない」、
　「失職直前に合併議案を駆け込みで提案する資格はない」

などという常識的な批判に答えられないのです。だからこそ、２０００通分もの予算で「呼び出し状」「照会状」を送りつけるという前代未聞、全国にも例のない信じがたいやり方をするのです。

町長解職のために町民一人ひとりが署名しました。

―　照会状に対しては、書ける範囲で記入して返送して下さい　―

　照会状に返信がないなどの理由で署名を無効にしようとする魂胆が見えます。しかし、それらは普通郵便で投函されており、本人に確かに届いたのかさえ確認できません。また、３日必着など日程的に無理です。まさに「公民権の行使に対する圧力」としか言いようがありません。

　地方自治法７４条の３によって進めていると言いますが、この法律は「地方自治の本旨に基づく」（同法第１条）という根本原則があります。つまり、住民の自治のための法律だということです。「法律に従っている」と言って２０００人に呼び出し状や照会状を出すというのはこの根本原則を理解していないということで、許されることではありません。このような町政運営の責任者として津村町長はやはりリコールしかありません。厳粛な町民の審判を受けるべきです。

朝日新聞全国版　2009.05.31　１面トップ リコール署名「誰が集めた」　安土町選管、住民に照会　１／２ リコール署名「誰が集めた」　安土町選管、住民に照会　２／２

　「みんなの会」は３１日の調印式会場であるニューオウミ前で、要請行動を行いました。これには熱い思いを持つ町民の皆さんが４０名以上参加しました。横断幕やプラカードを掲げ、

「こんなやり方で安土をつぶすな」

「ゴリ押し合併反対」

「町長も議員も町民の声を聞け」

「安土の名を消すな」

と力強く訴えました。テレビを含むマスコミの取材も多く注目を集めました。

６月３日１２時から

みんなの思いをぶつけるひと言メッセージ集会を行います。
町長・議員・役場職員の皆さんにも町民の声を直接届けましょう。