近江八幡市議会　議員各位

資料の趣旨

平素は地方自治の振興と住民福祉の向上にご尽力いただきありがとうございます。
以下の資料をお届けする趣旨について説明させていただきます。

�@合併協議会への申し入れ文書

�A６月議会での強行に反対し、慎重な対応を求める見解と賛同署名

　ご存じのように、安土町では津村町長の解職を求めるリコール署名が、必要数3200筆を大きく超え、4209筆（有権者の42％）集まり、正式に提出しました。この結果、リコール投票において、津村町長の解職は必至の状況です。

　安土町内では、「合併問題をめぐって解職確実な町長が6月議会で合併を強行するのは不当だ」との声が高まっております。これは、私たちの「会」とは別に、本当に幅広い立場の方々が名を連ねて「強行反対、慎重に審議を」との見解を明らかにされたことにも示されています。この見解発表の反響は大きく、賛同の声が広がっています。

　こうした状況のなか、町民の声を背景に、私たちは合併協議会に対し、「町長リコール投票などが決着し町民の意思が確認できるまで合併協議を一時停止すること」を申し入れました。県議会との関係においても、日程的にはそれで十分間に合うわけです。

　合併は自治体とその住民にとっては一大事です。合併するにせよしないにせよ、一人ひとりの住民の生活はその地域で継続します。ですから、住民の意思によって合併する場合でも、しこりを残さず気持ちよく暮らせることが何より大事だと考えます。

　そのためには、リコール投票などの手続きを経て安土町民の民意が成熟することが大切だと考えています。

　こうした観点から、貴近江八幡市議会におきましても、安土の状況をご理解いただき慎重にご審議くださるようお願い申し上げます。

2009年5月20日 急ぐな合併・守ろう安土みんなの会 代表　大林　宏